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カブドットコム、国内初オークション方式による夜間取引市場を開設

カブドットコムが国内初オークション方式による夜間取引市場を開設しました。

この新サービスの名称は、「kabu.com私設取引システム」と呼ばれ、夜7時半から11までの夜間取引が可能になります。

「♪株を買うならカブドットコム〜♪」でおなじみのカブドットコム証券に対し、株式の私設取引所の運営許可が金融庁から降りました。

8月以降に約300銘柄の現物取引でスタートする予定で、その後は、順次取引可能な銘柄数を増やしていき、信用取引も視野に入れる模様です。

夜間取引のサービスはマネックス証券の「マネックスナイター」等がすでにあるのですが、「マネックスナイター」との違いは、「kabu.com私設取引システム」では、昼間の市場取引と同じ、オークション方式で株価が決定されるということです。

オークション方式とは、例えば

買い手〜「○○株を500円で1000株買います」
売り手〜「○○株、510円じゃないと売りませんよ!」

などなど、買い手と売り手が値段を提示して、両者の思惑が一致した時に売買が成立する方式で、通常の昼間の株取引で使用されている方式です。

これまでのマネックスナイターに代表される夜間取引では、このオークション方式が認められていなかったために、売買価格が固定されており、終値が使われることが多かったんです。

従って、午後3時の市場終了後に大きなニュースが出て、翌日の市場で株価が大きく変動することが予想される場合、終値では売買が成立しにくくなります。

例えば、市場終了後に想定範囲外の好決算が発表されると、「明日、株価が上がる」と大勢の人が予想しますから、今日の株価では売ってくれる人は少なくなります。

このような事情があって、売買価格が固定されていた株の夜間取引は、これまであまり普及してきませんでした。

サラリーマン・OLなど、昼間に取引が出来ない人は、24時間取引可能なFX(外国為替証拠金取引)や、外国株などの、日本時間の夜間でもリアルタイムで値動きしている市場に流れていってしまっていたんです。

しかし、今回の「kabu.com私設取引システム」でオークション方式が認められたことにより、夜間でもリアルタイムで値動きを追いかけたい個人投資家を取り込むことが出来ます。

今後、他の証券会社から、同様のサービスが次々に登場すると思われます。

これまで夜間のリアルタイム取引を売りにしてきたFX(外国為替証拠金取引)や外国株取引から、個人投資家が流れていくと思われますから、今後、金融業界内で個人投資家争奪戦が激化しそうです。

この記事のカテゴリーは「株式について」です。
金融商品、投資の主役である株、株式投資についても、もちろんみていきましょう。株は投資信託の有力な投資先でもあります。
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