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IPOの仕組みを理解し、IPOで儲けを狙おう!(その3)

IPOの仕組みを理解し、IPOで儲けを狙おう!(その3)

IPO株の初値予想とは?(ファンダメンタルズから)
 
IPO銘柄の初値を予想するにあたっては、ファンダメンタルズから分析する方法と、株式の需給から予想する方法の2つに絞られます。

基本的には、EPSとBPSで判断・予想します。

翌期の予想EPSをベースに、同業他社のPERを参考にして、初値を想定するのがセオリーです。

ただ、その際に気をつけなければいけない点が幾つかあります。

・特殊な要因によって、実績・予想が変動していないか
・足元の業績動向は堅調か
・発行済み株式数に変動はないか
・第三者割当増資によるオーバーアロットメントが予定されていないか
・すぐに行使可能なストックオプションがないか
・期中に株式分割が実施されていないか


EPSとBPSとは?

EPSとBPSは、PERとPBRのベースとなっている指標です。

EPSは1株当たりの利益
BPSは1株当たりの株主資本

EPSは、当期純利益(税引き後利益)を発行済み株数で割ることによって求められます。

この指標は企業の成長力をみるのに役立ちます。

過去から将来の予想EPSに渡って推移を見ることで、成長力を分析し、株価を予測するのに役立ちます。

ただしEPSは、有価証券などの売却益を利益に計上している場合や、株数を減らしている場合でも大きくなります。

このときは、その企業の成長力を単純には表していませんので注意が必要です。

目安としては、予想EPSが5〜10%以上伸びていれば優秀です。

BPSは、株主資本を発行済み株数で割って求めることができます。
企業が解散した場合の1株当たりの取り分を表しており、BPSが高いほど企業の安定性が高いといえます。


IPO株の初値予想について(株式の需給から)

公開株数、市場放出株数が多いか少ないか?

公開株数は、公募株式数+売り出し株式数です。

基本的には、公開株を市場参加者で取り合うわけですから、公開株数が少ないほうが、好需給となります。

しかし、IPO=新規公開時点で市場に放出される株数は、これだけではありません。

市場放出される株としては、上記以外に既存株主が保有していて、上場直後に売りに出されるものが含まれます。

・時価総額

時価総額の小さい案件のほうが、一般的には好需給となります。
需要規模が一定で、時価総額が小さければ、この需要をさばききれなくなりますので、株価が高騰します。需要と供給のバランスで言えば、時価総額が小さいということは、供給量が小さいということです。

・人気業種かどうか?

IT関連や、同業他社が存在しないオンリーワン企業は一般に人気化します。

・取り扱い証券取引所はどこか?

証券取引所によって、上場基準や審査内容は異なります。
他の取引所なら上場承認してもらえない企業が、審査が甘い取引所を狙ってIPO=新規公開していく可能性もあります。

この記事のカテゴリーは「株式について」です。
金融商品、投資の主役である株、株式投資についても、もちろんみていきましょう。株は投資信託の有力な投資先でもあります。
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